先日、AWS認定試験 ソリューションアーキテクトのプロフェッショナルに合格しました。数あるAWS認定の中では最難関ということなので、結構嬉しいです。やったー🤗 新卒まもない頃のIPA高度試験を思い出して、懐かしい感覚ですね。
ということで、振り返り記事を書いてみたいと思います。
受験まで
私のAWS歴
黒歴史が幾つかありますが、仕事でしっかりAWS使うのは1年半程度です。
- 2015年くらい
- EC2を使ったアプリを作る(個人開発)
- 2018年くらい
- 2020/08
過去の受験
試験名 | 受験日 | 合否 |
---|---|---|
SAA-C01 AWS Certified Solutions Architect - Associate | 2019-12-16 | × |
SAA-C02 AWS Certified Solutions Architect - Associate | 2020-12-24 | ○ |
DVA-C01 AWS Certified Developer - Associate | 2020-12-25 | ○ |
CLF-C01 AWS Certified Cloud Practitioner | 2020-12-26 | ○ |
SAP-C01 AWS Certified Solutions Architect - Professional ← New!! | 2021-12-07 | ○ |
昨年末に駆け込みでアソシエイトとプラクティショナーを取っており、その際にAWSの主要なサービスの何たるかはざっくり覚えたつもりです。
受験対策
受験を意識して勉強したのはおおよそ1ヵ月程度です。最初の3週間は一日1時間程度を各資料の読み込みに使い、ラストの週末2日をがっつり(と言っても人間サボってしまうもので半日くらい)勉強にあてる、といった感じでしょうか。
対策本(書評)
これを一通り読みました。
本番の認定試験で問われるような要件・課題に対してのソリューション例が分かりやすく解説されています。クロスアカウントでのユーザー管理のベストプラクティスや、アカウントが数十あるような大規模な組織管理、オンプレからデータ移行する際のパターンと手順など、とても実践的な解説だと思いました。
一方で、あくまでソリューションとしての解説になるため、個別サービスの概要や設定値の説明は最低限になります。○○ってどんなサービスだっけ?というときに、インデックス的に参照する教科書としては向かないかもしれません。
したがって、既にAWSの主要サービスに関しての基礎知識があることが前提になります。もっとも、SAP受験する人は既にSAA取得済みの人が多いはずなので大丈夫だと思いますが。私も既読のSAA対策本を合わせて読み返し、サービス体系や全体感を再確認しました。
Udemy
AWS 認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル模擬試験問題集(全5回分375問) | Udemy
- 1回目 - 正答率38%(29/75) 2021/12/06
- 2回目以降実施できず
定番なので購入しましたが、私は試験直前までインプットの勉強をしていたことと、家庭の事情でまとまった時間が取れないこともあって、ほとんどできませんでした。
結果も目を背けたくなるような散々なもの。難易度高めなので、模試の結果が悪かったといって諦めない方がいいです。
その他のインプット
この記事が大変参考になりました。(小西さん、ありがとうございます!)
解説本に出てきた初見のサービスや、模擬問題で間違えた問題について、記事中のリンクにあるBlack Beltの資料などを読み込んで理解しました。
試験当日
模試より手ごたえがあったので「あれ、もしかしていけるかも?」という感じで、時間いっぱい頑張りました。問題自体は難しくても、回答の選択肢の絞り込みは何とかなった印象です。(模試は最後の2択に絞り込んだあと1つに絞り込めないことが多かったです。)
さいごに
とにかく今年度の目標だったSAPが取れてよかったです。
また、改めて幅広い知識が大事だなと思いました(小並感)。試験範囲には自分では絶対に使わないようなAWSサービスも沢山ありますが、社内のAWSアカウントを取り纏めて管理してくれてるあの人や、デプロイパイプライン整備してくれてたあの人、ガイドライン振りかざして厳しくセキュリティ監査してくるあの人とか、いろいろな人が何を考えて何をしてくれているんだろう?ということが(上澄みだけですが)理解できた気がします。